2021年01月20日

悩む女子高生役ジョー・エレン・ペルマンが可愛かった。映画「ザ・プロム」

先月Netflixで配信がスタートし、現在伏見ミリオン座で公開中の映画「ザ・プロム」。
監督はテレビドラマ「glee」のライアン・マーフィー。出演は、ハリウッドの大女優メリル・ストリープ、ニコール・キッドマン、アメリカのトーク番組司会者でコメディアンのジェームズ・コーデン、そこに舞台俳優たちも加わるミュージカル映画となります。





プロムってわかります?

アメリカは日本より一年多い高校4年制になりますが、卒業間近の4年生がちょっとドレスアップして楽しむ卒業パーティーみたいなものですね。それがダンスパーティーっていうのがアメリカらしくて・・・映画でいうとジョン・トラボルタとオリビア・ニュートンジョンの「グリース」、あれがプロムを描いた代表作ですよね。
で、特徴といえば、ダンスパーティーなのでお相手を見つけて誘ってエスコートしたりされたりしてお出かけする・・・と。

この作品、数年前にミュージカルとして上演されたものの映像化なんですが、実は実話をもとにできあがった作品でして、それが何かっていうと2010年に女性の恋人を同伴しようとした女子高生がいて、なんと学校がそれに反対。プロムを中止して、非公式のプロムを推奨したというのでアメリカ全土で問題視されたそうなんですね。
要は、同性愛は学校としては認めません、というLGBTQに対しての姿勢ととれる行動だったということなんですが、女性ファッションメディア「VOGUE」のこの映画の紹介サイトには、この作品の舞台をインディアナ州にしたのは、ペンス副大統領がインディアナ州知事だったときに成立させた法律のことが載っていました。なので、ジェンダーフリーを訴えた作品ということになります。


ストーリーはニューヨークが舞台です。
元大人気舞台俳優のディーディー(メリル・ストリープ)と(ジェームズ・コーデン演じる)バリーは、新作ブロードウェイ・ミュージカルが大コケしてしまい、役者生命の危機が訪れ大ピンチ。
一方、インディアナ州の田舎町では、恋人同士の女子高生エマとアリッサがカップルとしてプロムに参加しようとするのですが、それが問題となり、プロム自体が中止となってしまいます。

そのことを知ったディーディーとバリーは役者のイメージを挽回しようと、同じくキャリアアップを図るアンジー(ニコール・キッドマン)らとともに計画を練ってインディアナに向かうのですが、高校生たちや学校と関わりを持つうちに騒動が起き、やがてそれは奇跡を呼び起こし・・・というお話。

落ちぶれた俳優たちがヨコシマな気持ちで人助けをしようとする、その道中から学校に乗り込んでいくところまでも面白く描かれていました。メリル・ストリープは、恋が訪れるっていう展開になるんですが、そのあたりの演技がさすがでしたし、純粋な女子高生によってニコール・キッドマン演じるアンジーもよき理解者になっていく・・・っていう、ストーリーはありがちかもしれませんが、メリル・ストリープとニコール・キッドマンがミュージカルをやっているということろで、ぜひ楽しんでみてください。

あと、ジェームズ・コーデンは洋楽好きの方は「カープール・カラオケ」車の中でドライブしながら歌う番組、あのMCの人ですね。彼はイギリス人なんですが、ハリー王子とメーガン妃の結婚披露宴に呼ばれていたそうで、それだけでもすごいのに、なんとハリー王子と兄のウィリアム王子、父のチャールズ皇太子の即興ダンスバトルの司会を務めて、大盛り上がりしたそうなんですね。日本だと知名度が低いんですが、アメリカ&イギリスは国民的人気の人です。





映画「ザ・プロム」現在公開中でNetflixでも見られます。
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2021年01月11日

David Bowieの生誕イベント「A Bowie Celebration」のセットリストです。

日本時間土曜日に行われるはずだった配信イベントですが、開始と同時に(コロナを理由に)24時間の延期が発表されるというアクシデントもありました。しかし日曜日、いざ始まると3時間ボリュームたっぷりボウイの名曲の数々が聴けてとても素敵な時間でした。

長年デヴィッド・ボウイとともにプレイしてきたピアニストのマイク・ガーソンが主催し、彼のピアノでリードする曲が多い中、日本でも人気のチャーリー・セクストン(ボブ・ディラン・バンドでも来日)が大活躍したり、ゲイリー・オールドマンなどの俳優陣や御年81歳のイアン・ハンターが奮闘したり・・・

人気が抜群にあったのはアダム・ランバートとヤングブラッド。ボーイ・ジョージは今聴かれるべきシンガー。
個人的によかったのはNINのトレント・レズナー。テイラー・ホプキンスやデイヴ・ナヴァロたちのスペシャル・バンドは楽しくて笑っちゃいました。


マイクガーソン.jpg


「A Bowie Celebration: Just For One Day」セットリスト

Duran Duran "Five Years"
Lzzy Hale & Lena Hale "Moonage Daydream"
Billy(William) Corgan "Space Oddity"
Perry Farrell "The Man Who Sold The World"
Anna Calvi "Bring Me The Disco King"

Gary Barlow "Fame"
Corey Glover "Young Americans"
Gail Ann Dorsey "Can You Hear Me"
Bernard Fowler "Sweet Thing" "Candidate"

Charlie Sexton "Let's Dance"
Judith Hill "Lady Stardust"
Macy Gray "Changes"
Catherine Russell "Conversation Piece"
Charlie Sexton "Lebel Lebel"

Joe Elliott "Win" "Ziggy Stardust"
Taylor Momsen "Quicksand"
Charlie Sexton "DJ" "Blue Jean"
Michael C Hall "Where Are We Now"

Dave Navaro, Corey Taylor, Taylor Hopkins and Chris Chaney
"Rock n Roll Suicide" "Hang On To Your Self"
Gary Oldman "I Can't Read"(Tin Machine)
Jesse Malin "The Jean Genie"
Gail & Dorsey "Strangers when We Meet"

Peter Frampton "Suffragette City"
Trent Reznor "Fantastic Voyage" "Fashion"
Mickey Rourke "Lazarus"
Yungblud "Life On Mars?"

Boy George "Aladdin Sane"(Medley)
Ian Hunter "Dandy" "All The Young Dudes"
Adam Lambert "Starman"
Judith & Andra Day "Under Pressure"
Bernard Fowler "Heroes"


と・・・約40曲。
こちらBARKSのサイトにわかりやすく載っていました。https://www.barks.jp/news/?id=1000195031
そうそう、ミックロンソンの追悼パートなどもあってよかったですね。


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2020年12月28日

『なりたま2020年のベストソング』〜The 10 Best Songs of 2020〜

あぁ、いよいよ2020年が終わりますね。
コロナがなければ、今頃はオリンピックの感動に浸ってテレビで特集が組まれていたでしょうか?
まさか志村けんを偲ぶ特番になるとは・・・(コロナじゃないけど)ノムさんだって今年だったんですよね〜。
予想だにしなかった未曾有の出来事(とはいえ国によっては経験していたことで対策がなされていた国もありましたが)で、多くの人が人生や人生設計が変わったのではないでしょうか。

おうち時間が長かったので、映画や音楽に触れる時間はちょっと増えたかもしれないけど、生でライブが見られなかったので物足りなさは否めないかなぁ・・・体を動かしながら音楽を感じたいです。
それでも「うわーかっこいい!」っていう曲は、やはり元気にしてくれます。

今年もたくさんのミュージシャンと音楽に感謝です。





"Lifetime" / Romy

歓喜に溢れました。多幸感いっぱいのダンスミュージック。踊った踊った。笑
The XXのベーシストRomy(ロミー)のソロ作がまさか出るとは・・・リミックス作品もめちゃよいです。
友人、家族など、愛する人との再開を歌っている曲。コロナがあって、今まだ会えていない大切な人がいる方は、来年は会えますように。私も実家帰りたいぞー!





"Gimme Love" / Joji

アメリカで超売れっ子の日本人アーティスト、Joji(ジョージ)の3rdAL「Nectar」から。
駆け足なピッチでジャングルなリズムなんですが、ちゃんとR&Bになっているこの曲はあっぱれ。
ターンテーブルをバックにひとりで歌っているシンガーには、ちょっと曲作りの参考になるユニークな曲だったのではないでしょうか。アルバムの中でもちょっと異色の曲ですが、この曲はハマりました〜。





"Hey Girl" / Boy Pablo

ノルウェーの21歳、ボーイ・パブロのデビューアルバム「Wachito Rico」から。
夏はとにかく聴いてたし、番組でも猛プッシュしてました。いわゆる天才くん。
もうMVが、弱小のサッカーチームの一員である本人が、可愛い女の子の気持ちをゲットするために後半から急に活躍しまくって逆転勝ち&彼女とも♡なストーリーで大爆笑。突っ込みどころ満載で楽しかったなぁ。




"Hippy Elite" / Billy Nomates

8月にデビューアルバム「Billy Nomates」をリリースしたビリー・ノーメイツ。
かっこよく適度な可愛さもありますね。ポスト・パンクの新世代。
Sleaford Modsにフィーチャーされた彼女ですが、逆にアルバムの中ではSleaford ModsのJason Williamsonをフィーチャーした曲があり、その曲もクールです。





"Lilacs" / Waxahachee

ワクサハッチーと読みます。5枚目のアルバム「Saint Cloud」から。
最初聴いたときはそれまでのグランジなイメージとは打って変わったサウンドだったので驚きました。でも、キャッチーになったからといって決して彼女の持ち味が失われていないんですよね。そこがさすがです。
鼻歌で歌いまくりました。ウゥ〜ウウ〜 ウゥ〜ウウ〜♪





"Paralyzed" / Drugs

オフィシャルMVにもかかわらず半年経っても再生回数が530回って・・・笑。
「ドラッグs」が名前だからか検索してもあんまり出てこないし、Apple Musicですら簡単に出てこない。
でも、この曲も夏にリリースされたデビューアルバムもちょっとひねくれててセンスも抜群です。
カリフォルニアのインディーバンド。爽やかにFワードもシャウトしちゃってます。あはは。





"Loner" / Dehd

では、こちらは大きく評価されたバンド、シカゴ出身の読み方がわからないバンドです。
Cureの"Boys Don't Cry"をカバーしたことでも知られたバンドです。そっち系な感じはありますよね。
エミリーちゃんっていう女性ボーカルです。ボーカルも印象的ですが、アルバムを聴くと随所にお遊びがきいていて楽しいです。
この人たちもライブを生で見たいですね〜。





"Boomer" / Bartees Strange

今回のベストソングにあげたアーティスト達は、曲もお気に入りですがアルバムをよく聴いた人たちでもあります。
バーティーズ・ストレンジっていう黒人のアーティストなんですが、音だけで聴いたときに黒人シンガーとは思わなかったので驚きと同時にすぐに興味を持ちました。実際にインディーロックの場に黒人が少ない状況に違和感を覚えたことも語っていました。
曲によってはラップっぽい歌い方をしているものもあるし、"Mustang"はブロック・パーティーを思い起こさせます。





"Kawasaki Backflip" / Dogleg

こういうハードコアとかエモの部類に入る激しい系って20年以上も前から馴染んでいるサウンドではあるんですが、このバンドはなんか聴いちゃいましたね〜。
ジャケットの黒いワンコが可愛かったからかなぁ・・・はたまたこの曲がKAWASAKIだからかなぁ・・・。





"Dark Blue" / Caroline

今年3月から春にかけて「コロナ疲れを癒してくれる曲」でした。
Rough Tradeが送り出すロンドンの8人組によるデビューシングル。
アナログはこの曲がA面でB面が"BRJ"という曲。今でこのクオリティーだとデビューアルバムのころには一体どんな風になっているんだか・・・むふふふ。楽しみで笑いが止まりません。


今年は特別な一年だったからか、自分が感動する体験から思い出に残る曲っていうのはほぼなかったように思います。
その代わりというわけではありませんが、プロテストソングとか今年ならではの曲の印象はとても強かったと思う。
政治や社会が混乱すると怒りの曲やメッセージソングが増えるので、ロックが好きな人にとっては心が燃えるタイミングにもなるのですが、ただ世界中の人々のことを考えると1日も早く平穏な日々が戻るといいですよね。
来年は愛とピースに溢れる歌が響き渡るといいなぁ・・・。

今年このブログを読んでくださった方、ありがとうございました。
よいお年をお迎えください。




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2020年12月26日

『なりたま2020年のベストアルバム』〜The 10 Best Albums of 2020〜

今年は コロナがあって音楽に関するあらゆること、制作の仕方やレコーディング、ミュージック・ビデオの撮影やプロモーション、いろんなことに影響を与えました。

そんな中、4月にリリースされたフィオナ・アップルのアルバムの衝撃は凄かった・・・。
ポジティブに考えれば、活動が制限されてしまったことで創作する時間ができ
、新作をリリースしたりソロ作を発表するアーティストが多かった年でした。ビリー・ジョーのように、おうち時間を少しでも楽しんでもらうために頻繁にカバー曲を公開するミュージシャンもいましたね。

一方、BLM(ブラック・ライヴズ・マター)があったことで、メッセージソングが溢れました。
立ち上がろう、訴えよう、拳をあげろ・・・これまで社会的なことには触れてこなかったミュージシャンまでもが、その音楽史の一部になったということも大きな変化と出来事だったと思います。

とはいいつつも、アルバム作品は純粋に興奮したり、かっこよすぎて悶絶したり、ただただよく聴いた作品だったり、いつも通りの選定ができました。TOP10プラス20作品あげときます。





AL「Every Bad」/ Porridge Radio

今年は何と言っても、ポリッヂ・レディオの1stアルバムですね。英ブライトンのポスト・パンク・バンド。
ベリーショートヘアの女性ボーカル、ダナちゃんのシャウト&低音ボイスが存在感抜群ですが、女3人男1人という4人組の編成もユニーク。シンプルでヘヴィな曲もあれば、アルバムは後半にいくにつれメロディアスになったりアレンジも小技がきいています。
"Give/Take"は、勝手に"ワンワンソング"と名付けて犬のようにワンワンワンワン♪と口づさんでたな〜。





AL「West of Eden」/ HMLTD

なんていうんですかね・・・恋愛で好きになった子で最初の印象はあまり良くなかったってことあるじゃないですか。結局意識しちゃう存在でなんか鼻に付くから「フン!」みたいな。そんな感情に久々になったバンドです。笑
数年前から知ってはいましたが、グラマラスな感じでデヴィッド・ボウイを引き合いに出されて、なんだかなぁ、と。けど、アダム&ジ・アンツに続く感じだと思えば納得で、なんだかんだで彼らのデビューアルバムにハマってしまったのでした。





AL「Bonny Light Horseman」/ Bonny Light Horseman

中堅のミュージシャン3人が揃ったスーパーグループのボニー・ライト・ホースマンのデビューアルバム。
ボン・イヴェールのジャスティン・ヴァーノンとザ・ナショナルのアーロン・デズナーのレーベル「37d03d Records」からのリリースなので、フォークファンだけでなく、幅広くリスナーが増えたと思います。グラミーにもノミネート。
弦楽器の音の渦に自分がまるで洗濯物になってぐるぐる回されるかのように聴いていました。





AL「Punisher」/ Phoebe Bridgers

毎年年間のベストに、本人名義以外にも彼女がやっているBoy GeniusやBetter Oblivion Community Centerなどをピックアップしてきましたが、今年もやはりピックアップしないわけにはいきません。
アメリカでの評価が高かったですね。曲は"Kyoto"がリード曲だったことも嬉しかったです。
そういうのもあって、これはチャンス!と思い、番組でも必死に彼女を応援してアピールした一年でした。





AL「Shore」/ Fleet Foxes

フリート・フォクシーズは2008年のデビューアルバムに"White Winter Hymnal"っていう曲があって、毎年冬になると聴きたくなっちゃう曲なんですけど、そのデビューの時からずっと好きなバンドです。
なので、今年の4枚目のアルバムがこんなにも評価されたことに驚きと嬉しさと戸惑いといろんな感情が沸きました。
今年辛い思いをした人にも聴いてほしい作品です。





AL「Your Hero Is Not Dead」/ Westerman

ここ数年のAORリバイバル(勝手に呼んでます)、ヨットロックやブルーアイドソウルに影響を受けたバンドが登場して素敵な作品をリリースしていたので好んで聴いていましたが、そういう流れで今年はウェスターマンです。
ウェスト・ロンドンのSSWで、デビュー作になります。大人っぽ〜い。大好きな作品です。





AL「Disco Volador」/ The Orielles

UKバンドのオリエレスの2ndアルバムになります。グレイト!
若いアーティストが次々と90年代のサウンドを蘇らせてくれましたが、個人的にナンバー1はこの作品かな。ただ懐かしいだけじゃなく、この曲はボーカルの入れ方とか途中のガラッと変わる展開とかお見事ですよね。楽しい。嬉しい。





AL「Songs」「Instrumentals」/ Adrianne Lenker

今年はBig Thiefの来日公演があるはずでした。大阪まで見に行こうと計画していたんですよね〜。
残念ながら来日は叶わず、その代わりにできた時間を使ってなんと2枚のソロアルバムを出してくれました。エイドリアン・レンカー。今抱かれてもいい人は彼女です。笑
鳥の鳴き声とかも入っていて、自然と共にゆったり暮らすのもいいよね〜、とか思ったりもしたかな。





AL「Good Songs for Bad People」/ Drab City

男女デュオ、ドラブ・シティ。見た目の雰囲気も好きです。
フルートやビブラフォン、ベースの音が怪しげに鳴って、入り込んでいいのか躊躇するけど陶酔しちゃう・・・結局何度も聴いたアルバムになりました。ついでにポーティスヘッドとかも聴いたりして。
来日してほしい。単独もいいしフジロックで見たいですね。





AL「Fetch The Bolt Cutters」/ Fiona Apple

今年はコロナがあって、制作に遅れが生じたりリリースしてもプロモーションが難しかったりして、アルバムの発売延期のニュースが続いた時期がありました。これからどうなっていくんだろう、コロナ禍でどんな音楽が求められるんだろう・・・そんな中リリースされたのがこの作品でした。
もう、衝撃でしたね〜。うわーなんじゃこりゃー!です。笑

実際はコロナ前に作られた曲ばかりですが、この芸術的な作品が夏に発表されたことは、この後の音楽の流れを「これでいいんだ」とひとつ形作ったと思います。この作品があるかないかで世に流れていた音は違っていたと思う。


ということで、女性ボーカルの方が多い結果となりました。紅組の勝ち〜みたいな感じですかね。

では、残りも・・・女性アーティストからいきましょう。


AL「Fake It Flowers」/ beabadoobee
AL「Woman In Music Pt.V」/ Haim
AL「Walking Like We Do」/ The Big Moon
AL「The Greatest Part」/ Becca Mancari
AL「forklore」/ Taylor Swift

AL「Working Men's Club」/ Working Men's Club
AL「Live Forever」/ Bartees Strange
AL「A Day in a Yellow Beat」/ Yellow Days
AL「Nectar」/ Joji
AL「Bebay」/ Theophilus London

AL「Petals For Armor」/ Hayley Williams
AL「SAWAYAMA」/ Rina Sawayama
AL「I Disagree」/ Poppy
AL「Already Forgiven」/ Basia Bulat
AL「Hannah」/ Lomelda

AL「The Universal Want」/ Doves
AL「A Grand Don't Come for Free」/ The Streets
AL「Low Season」/ Poolside
AL「Welcome to Conceptual Beach」/ Young Jesus
AL「Have We Met」/ Destroyer


ダブズとストリーツは久々のアルバムが嬉しかったので同情票な気もしますが・・・笑。
The Strokesはさすがでしたね。ビリーアイリッシュの後押しもあって、人気&実力ともに認められた2020年でした。
もし来年のフジロックのヘッドライナーが決定すれば、往年のファンはもちろん若い洋楽ファンも注目してライブを楽しむことでしょう。楽観的な見方はできないですが、それでも「来年こそは」と楽しみにしていたいです。


posted by なりたま at 18:36| music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月25日

『なりたま2020年のベストムービー』〜The 10 Best Movies of 2020〜

今年の映画を振り返ると、やはり「コロナ前」「コロナ後」というのがありました。
コロナ前はアカデミー賞ノミネートの大作の公開が続くので、例年通り、そのクオリティを楽しむ・・・例えば「スキャンダル」のメイクの技術に惚れ惚れしたり、「1917」で第一次戦争の一部を深く知ることで作戦や武器の歴史を辿っていったり。

しかしながら、コロナがあって、まず最初に直面したのは「ミニシアターが生き残れるかどうか」でした。

映画館に足を運ぶ人がいなくなり、その危機的状況をなんとかしたい、と、ミニシアターファンが必死に動いていたと思います。私もツイートをしたり、ニュースがあれば番組で紹介したりしました。結果的には多くの寄付が集まったようでよかった。「鬼滅の刃」の大ヒットもあって、シネコンの方も助かったと思います。よかったですね。

一方、映画撮影については、公開予定だったものが次々と延期になったり、映画館での公開を諦めNetflixなどの配信にしたりと、映画鑑賞のあり方の変化はますます加速したようにも思えます。

なので、今回選んだ今年のベスト10作品は、初めて映画館で見ていないものも含んでいます。
ネタバレがありますので、どうぞご注意ください。





手帳に映画を見終わった後「2重まる◎」とか「まる◯」とかつけているんですけど、この映画のところには「3重まる」がついていたので、よほどよかったんだと思います。笑

映画の中で、登場人物の気持ちを音楽で表現する手法は昔からあるのですが、この映画の場合はそれが全編に渡ってあるんですよね。まるでミュージカルのように。それが新感覚でした。
付き合っていた恋人にSNSをブロックされた気持ちをタイラー・ザ・クリエイターが歌ったり、車で暴走するとカニエ・ウェストの神の歌が流れたり、ロマンティックなスプリンクラーのシーンではアニマル・コレクティブ、そして「真実の愛は待っている。お願い去って行かないで。」とレディオヘッドによる強烈な一打。エンディングのアラバマ・シェイクスで、もうノックアウトでした。





このドキュメンタリーを見るために一定期間AppleTV+に加入しました。
これからはこういうのが増えるんだろうな。

もう最高でした。笑いました。泣きました。笑
マイクDとアドロックがM-1に出たら優勝するんじゃないかってくらい息ぴったりで面白かった。
アダム・ヤウクの人柄や貢献した数々のことについて、たくさん知ることができました。





ロシアではなくソ連時代のストーリー。
T.Rexの見方がこの映画でとても変わったんですよね〜。個人的にちょっと大きな出来事。
今年はロシアのニュースがあまり入ってこなかったなぁ・・・。





映画監督が私と同世代で、その人が若かりし頃をカルチャー含めて描いたら・・・そりゃ懐かしいに決まっているよねー。な感じで、スケボーが流行っていた頃を思い出しながら(ついでに当時の友人たちのことも思い返しながら)見た作品です。

今年はBLM(ブラック・ライヴズ・マター)があって、人種問題についてもあらためて深く考えさせられました。
この映画の大好きなシーンに、主人公の男の子が黒人を意味するニガーという言葉がわからなくて場が和む、というシーンがあるのですが、家庭内での会話って大事だと思います。親がもし差別的な言葉を日頃使っていたら、子供にも絶対に影響はあると思うし・・・。
この映画では、息子がつるんでいる仲間たちについて悩む母の姿もありますが、諦めずに話そうとしたり理解しようとしたり、とてもよく描かれています。





人種主義についてといえば、この作品になりますね。これはぜひ見てほしい映画です。
人を肌の色で差別するということは、本当に無慈悲で無意味なこと。この作品には短編もあるのですが、そちらは皮肉たっぷりの衝撃のストーリー。一方こちらは実在する人物をもとに、愛を知った青年が白人至上主義のグループから抜け出すというお話。

「リトル・ダンサー」のジェイミー・ベル、この難役を見事演じきったと思います。アメリカの歴史を描いた映画では、役によってはアメリカ人役であってもアメリカ人ではなく他の国の俳優さんが演じていることもしばしばですが、この作品はヒロイン役のダニエル・マクドナルドも合わせてすごいなぁと思いました。





守りたい人ができたとき、人は変わる、変われるというのを10歳の男の子に託した、というなんともズルい作品です。笑

ドイツの詩人、R.M.リルケの
『全てを経験せよ
 美も恐怖も
 生き続けよ
 絶望が最後ではない』

がラストに出てきます。
映画を見た後も心打たれた言葉ですが、今はコロナがあったことで希望をなくしてる人に届けたい。





スカーレット・ヨハンソンが続きます。ジョジョ・ラビットもこちらもどちらも母親役でしたね。
お互いを思いやっているはずなのに離婚に至り、その後もふたりの関係は続く・・・という、無理にハッピーエンドにしないリアルなストーリーに納得させられました。

ふたりの演技に涙が2回。
夫婦であっても、それぞれ自分の人生があるわけで、夫婦だからといって必ずしも同じ方向で助け合えるとは限らない。この夫婦に起きたことは決して他人事ではない思います。





ウディ・アレン×ティモシー・シャラメがめちゃくちゃ嬉しかった!
「外は霧雨、灰色の空。ニューヨークの街がもやに包まれ、恋人たちは6時に待ち合わす」
このセリフからのラストには震えました。ありがとうを言いたい。
セレーナ・ゴメスがとても魅力的でした。





この若草物語が作られたことは、とても意味のあることだと思います。
今求められる女性像ですね。それをこのリメイクでは四女で表現したのです。演じたのは「ミッド・サマー」のフローレンス・ピューでした。

才能もあって好きな人にも好かれている次女を羨ましく思いながらも、己を受け止め強く生きていく女性。わがまま甘えん坊の末っ子キャラではなく、大人になってしっかりと自分の主張を信念を持って伝えられるようになる・・・そこには、人は成長できるし、素敵な大人になったことで望みが叶った、という希望が描かれていたと思います。





2019年公開で11月にNetflix配信されたので今年見た作品です。カンヌ国際映画祭批評家週間でグランプリ受賞し、世界最大のアニメ映画祭であるアヌシー国際アニメーション映画祭で最高賞を受賞したフランスの長編アニメーション。

視点が面白かったですね。切断された手が自分の体を探しに旅に出て、その間に自分の記憶を蘇らせ、好きな彼女を救うためにある行動を起こす・・・不思議な気持ちになりましたが、とても印象に残った作品です。


映画館で見た作品が少なく(公開映画自体少なかったですね)、Netflixで見た作品が多かったですね。新作が見られなかった代わりに、旧作をたくさん見たので、結局今年も100本くらいは鑑賞できたと思います。
そういえば「パラサイト」で流行った「チャパグリ」を作って食べました。美味しかった〜。「愛の不時着」もハマりましたね。撮影がすごかったし、朝鮮ギャグみたいな会話が面白かったんですよね〜。初めて韓流ドラマを見ました。

来年はたくさん映画館で映画が見られるといいな。


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2020年12月16日

映画「ザ・ストーン・ローゼズ:メイド・オブ・ストーン」もUNDERDOGSでやってます!

今池のシネマテークで開催されている「アンダーグラウンドなロック・ドキュメンタリー」の期間限定の特集上映「UNDERDOGS」。
全部で9作品の上映で、先ほどご紹介した以外にも、歴代メンバーが多すぎて全容を把握しきれなかったというイギリスのパンクバンド、ザ・ダムドのドキュメンタリー映画や、アメリカLAハードコアの重鎮、バッド・ブレインズのドキュメンタリーもあります。

では、ここでは、シネマテークで12月19日夜7時に上映されるイギリス・マンチェスターのロックバンド、ザ・ストーン・ローゼズのドキュメンタリー映画「メイド・オブ・ストーン(Made of Stone)2012」をご紹介しましょう。





バンドが解散したのは1996年。たった2枚のアルバムをリリースしただけで、といっても、セカンドアルバムはあってないような作品だったので実質たった1枚の1stアルバムだけで伝説のバンドになってしまったのが、ストーン・ローゼズというバンドです。
オアシスがめちゃくちゃ敬愛しているバンドとしても有名です。

そんな彼らが、15年の時を経て再結成をするんですが、その解散から再結成までのドキュメンタリー映画なんですね。なので、どうやってバンドが誕生して〜とか、栄光の奇跡〜とか、そういうことは描かれていなくて、ただ再結成のときのことがドキュメントされているんですけど、これがすごいんですよね。

2011年に、メンバーのイアン・ブラウン、ジョン・スクワイア、マニ、レニの4人が記者会見したときのことは、私も今でも鮮明に覚えているんですけど、再結成なんて夢にも思わなかったので世界中のファンが驚き歓喜したわけです。特にイギリスは大ニュースですよね。しかも、ラジオ番組で、今日何時にどこどこでストーン・ローゼズがファンのために無料ライブを行う、と。もちろん本当にライブを行ったんですけど、そんなインフォメーションをしちゃったものだから、もう大騒ぎ。そのときの入場できる条件がストーン・ローゼズのファンであることを証明できるもの、例えばレコードとかTシャツ、ライブチケット、そういう何かしらを持っていけばストーン・ローゼズが見られるっていうんで、これちょっとネタバレになっちゃうんですけど、ファン(長い年月が経っていますからいい年したおっさんたち)が、その日の仕事を休んでストーン・ローゼズに会いに行くっていうファンの愛情がすごくて、めちゃくちゃ笑えるんですよ。笑えるしうるっとくる・・・。

他にもファンのローゼズ愛が凄すぎるエピソードがあるんですけど、それはぜひ映画を見て楽しんでください。
ちなみに、その後の地元マンチェスターでのライブは3日間で22万人を動員。日本には、フジロックフェスティバルで来日しました。
この再結成でフジロックも含むワールドツアーや作品のリリースで稼いだとされる金額は約17億円と公表されています。こういうロックバンドは彼ら以外ないですよね。

映画「Made of Stone」、ぜひ今池シネマテークでご覧なってください。





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名古屋にも「UNDERDOGS」やってきた。嬉しい!

今年も3週間をきりました。12月に入るとやはりバタバタと時間が過ぎていくのを感じますが、このタイミングで今池のシネマテークという映画館では、ロック好きにはたまらない企画がスタートしています。その名も「UNDERDOGS」。


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“地下”にうごめく数々のアンダーグラウンドなロック・ドキュメンタリーにスポットをあてる期間限定の特集上映。東京、大阪に続き、ついに名古屋でも始まります。パチパチ。
数ある中から、今回シネマテークで上映されるのは、名古屋初公開作や伝説の傑作など9作品。この時間はどんなロック・ドキュメンタリーが上映されるのかご紹介しましょう。





まずは、「ジョウブレイカー/ドント・ブレイク・ダウン(Don’t Brake Down)2019」
ジョウブレイカーというバンドはGreen Dayのジョー・ストラマーが敬愛したバンドですね。1980後半〜1990年代にニューヨークからサンフランシスコに渡って活躍した人気インディーズバンドで、しかしながらメジャーデビューするとバンドは崩壊していくっていう、その賛辞からバッシングまでの10年間を描いたドキュメンタリーです。





次に、「デソレーション・センター(DESOLATION CENTER)2018」
デソレーション・センターっていうのは、アメリカのコーチェラ・フェスティバルっていう大きな音楽フェスがありますが、その元祖ともなった音楽イベントで、最大の特徴は、それを砂漠の中で行ったっていうことです。だだっ広い砂漠で民家もお店もないっていうのをいいことに、炎が噴き出たり、爆発したり、火花が散ったり、もう、むちゃくちゃです。笑。ソニック・ユースなどが出演していたアートでありパンクなイベント「デソレーション・センター」を追ったドキュメンタリー。





3つめ、「D.O.A 1980」。
1970年終わりごろに迎えた初期のパンク・ロックのファンは必見の作品。イギリスのバンド、セックス・ピストルズのアメリカツアーを中心に、デッド・ボーイズ、シャム69、ジェネレーションXなど、当時絶頂期を迎えていたバンドを追ったドキュメンタリー。私、この作品は見たことあるんですけど、この作品の貴重なところは21歳でこの世を去り後に多大な影響を与えたシド・ヴィシャスっていうセックス・ピストルズのベーシストがいるんですけど、生前付き合ってた彼女がナンシーっていうんですよ。まぁ、幸か不幸か二人はドラッグ漬けになっていくんですけど、そのシド&ナンシーの喋ってるシーンが結構長くて、この映画見るまでは二人を想像することしかできなかったので、この映画でふたりが喋ってるとこみたときはちょっとブルッとしましたね。笑





4つめ、「ザ・スリッツ/ヒア・トゥ・ビー・ハード(Here to be Heard: The Story og The Slits)2017」。
世界初の女性のみのパンク・バンドがザ・スリッツです。番組でザ・スリッツの話ができるだけで実はとても嬉しいんですけど、彼女たちは1970年代中頃に結成して、ザ・クラッシュのライブにサポートで出たりしたバンドです。1979年にリリースしたデビューアルバム「Cut」は、メンバーが森のなんとか族みたいな腰巻で裸に泥を塗りつけた写真がジャケットで、おっぱいもぽろろーんと出てて衝撃のジャケットなんですけど、音楽がいわゆるパンクロックとも違うエキゾチックな感じで、パンクの名盤に必ず挙げられる作品なんですね。そんな彼女たちの歴史がわかるドキュメンタリーです。





2015年にロックの殿堂入りを果たした、女性ギタリストでありロックンロールの象徴と言われたジョーンジェットの半生を描いたドキュメンタリー映画「ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーション」も上映されます。イギー・ポップやBLONDIEのデボラ・ハリー、ビースティー・ボーイズのアダム・ヤウク、Green Dayのビリー・ジョーも登場して、彼女の魅力についてコメントしています。

ということで、「UNDERDOGS」は明日から25日金曜日まで毎日夜1回上映となります。気になった作品がある方はシネマテークのウェブサイトからスケジュールを確認して足を運んでください。


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2020年12月10日

映画「アウェイデイズ」で知るフットボールとファッションの関係。

サッカー(特にイギリスのフットボール)ファンの方、そしてファッションやカルチャー好きの方にも知っていただきたい「カジュアルズ」について描いた映画「アウェイデイズ」が公開されていました。見たかった方は間に合ったでしょうか・・・。








1979年イングランド北部のマージーサイド州バーケンヘッド。カーティとエルヴィスはエコー&ザ・バニーメンのライブで奇跡的な出会いを果たし意気投合。母親を亡くしたばかりのカーティーは中産階級の父と妹と暮らし、下級公務員として働く19歳。一方エルヴィスはアートや音楽、詩などが大好きな青年で、悪名高いギャング集団「パック」の一員でした。「パック」はヨーロッパ各地に観戦に出向いては喧嘩して問題を起こし、警察にも目をつけられる存在。しかし、カーティの「パック」への憧れはどんどん増していき、危険な世界の扉を徐々に開いていくのだった・・・というお話。

イングランドのマージーサイドは、ザ・ビートルズの地リヴァプールがあるあの辺りですね。フットボールでもリヴァプールFCっていう強いチームがあるところです。バーケンヘッドは、リヴァプールからマージー川っていう大きな川を挟んだところにある町でちょっと田舎の場所でもあります。
こういうところで生まれ育つというのは、映画のセリフにも出てくるんですが「未来が選択できる人生」か「決められたレールの上をただ歩く人生」かどちらかというわけです。夢や希望が何かわからないまま一部の男の子たちが夢中になっていたもの、それが(ざっくり言えば)ファッションであり喧嘩であったということなんですね。





では、カジュアルズとは。

スポーツウェアを中心としたファッションの一大ブームメントのことをいいます。発祥はリヴァプールとマンチェスターという説があるんですが、この映画からいくとリヴァプールってことになるんですかね。この映画の中の「パック」っていう集団はみんなカーキのナイロンジャケットを羽織っているんですけど、実際のファッションアイテムとしては、フレッドペリーのポロシャツとかジャージーにジーンズ、そして肝心なのがアディダスのシューズ(スタンスミス)ですね。映画のシーンに出てくるのは「おまえ、そのアディダスのシューズ昔のヤツだろ」という感じで最新のアイテムを身につけるのがカッコイイ、というか、当たり前みたいな雰囲気なんですね。つまり、カジュアルズって、あちこち移動してフットボール観戦して洋服も買わなきゃいけないわけですから、これができた男の子たちっていうのは貧しかったわけじゃないっていうこともわかります。

もうひとつ、このスポーツウェアに身を包むファッションにしたっていうのには、このカジュアルズの中には映画に出てくるように喧嘩ばかりしてた子もいたわけです。そういう子たちが警察から身を隠すためにスポーツウェアだと都合がよかったということなんですね。で、そういうカジュアルズが一気にイギリス全土に広まったんです。

で、そういうカジュアルズが好んで聴いていた音楽が今流れているJoy DivisionやDavid Bowieだったといいます。この映画の魅力は劇中にポストパンクやニューウェイヴがいっぱい流れるっていうことです。Joy Divisionの他にもThe Cure、Echo&The Bunnymen、Ultravox、Magazineなどなどイギリスのロックが好きな方は必見です。

映画「アウェイデイズ」今回見逃した方は、機会がありましたらぜひご覧ください。





一番使われていた音楽はUltra Voxでした。
監督さん、ファンなのかな・・・。


posted by なりたま at 15:32| movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月30日

2020 年11月に聴いた、なりたまとめ。

暖かい11月です。衣替えが12月になってしまいました。
それでも早朝の番組をやっているものとしては、少しでも暖かい方が辛くないです。笑
ま、起きるのが辛いことは今の番組を担当させていただいてから一度もないんですけどね。
それって、ありがたいですね。

うひょうひょ、うひょひょ。





Big Thiefのボーカリスト、Adrianne Lenker(エイドリアン・レンカー)のソロ作「songs」から。
来日できなかったのは残念ですが、ワールドツアーが延期もしくは中止になってしまったことで時間ができたことから、山小屋にこもり製作されたアルバムが今作と2曲で37分というインスト作品「instrumentals」。
どちらにも癒されました。Big Thiefは昨年10月にリリースされたAL「Two Hands」がまたもやグラミーにノミネート。素晴らしいです。





the bird and the bee、鳥さんと蜂さんによる久々のアルバムはなんとクリスマスアルバム。
女性シンガー、イナラ・ジョージと最近はリアム・ギャラガーのプロデューサーとしてもおなじみのグレッグ・カースティンの2人組ですが、クリスマスソングといえば"Carol of the Bells"という曲があって一時期は毎年必ず聴いていたくらいお気に入りだったので、今回のリリースはめちゃくちゃ嬉しいし、今年はこのアルバムを聴いてクリスマスを楽しみにしようと思います。





では、せっかくなのでクリスマスソング続きで。
久しぶりに映画「ラブ・アクチュアリー」を見て何度も感動しているのにまた感動してしまったのですが、なんというかこの曲を聴いていてもたくさんのイギリスの人々(もちろん世界中の人々も)がハッピーなクリスマスを過ごせますように、という願いを感じさせるんですよね。





去年とっても評価された100gecsのクリスマスソング。笑っちゃう。
そういえば、最近3OH!3とコラボしていましたね〜。





このバンド、めちゃよいです。期待です。見たいです。
ロンドンで活動する7人組でサックスとヴァイオリンが効いてますね〜。
Radioheadのエド・オブライエンがお気に入りだそうで、彼も絶賛していた2019年リリースの"Sanglasses"が8分40秒超えの傑作です。
激しいのではなく緩いエクスプロージョンな、また新しいUK ROCK。レーベルがNINJA TUNEってのもGOOD。





Lo-Fiサウンドを説明するときに名前があげられるバンドが、このGuided By Voices(ガイデッド・バイ・ヴォイセズ)。1983年に活動を開始し止めたりまた始めたりを繰り返しながら、現在は精力的に活動中。
昨年同様今年も3枚のオリジナル・アルバムをリリース(たくさん作品を出すことでも有名なバンドです)。AL「Styles We Paid For」から。練ったり、厳選したりしないのだろうか、とも思うのですが、アルバムを聴くとそれなりに良いので、今はバンドの状態がとにかくいいんだろうなと思う。





カナダのバンド、METSの10月にリリースされた4枚目のアルバム「Atlas Vending」から。
今回は元ザ・メンのベーシストで現在はユニフォームで活動しているベン・グリーンバーグと共同製作したそう。ノイズ・ロックとも言われていますが、吸われてぐるぐる渦にされる感じがたまらないサウンド。気持ちいい。





Sleaford Mods(スリーフォード・モッズ)、年明け新作でますね。
文句なしにかっこよすぎるこの曲で歌っている女の子はUKシンガーBilly Nomates。最高ですね。





LAの男女デュオで年明けに新作「Painting The Roses」がjagjagwarよりリリース。
コウメ太夫と共演してほしい・・・。





Steve Lacy(スティーヴ・レイシー)の高校時代のプロジェクトThe Lo-Fisの音源が公開。
18歳でこれですか・・・15曲がたった25分でまとめられているのに充実感が半端ない。
"4Real"っていう曲のドラムのズタズタがクスッとしちゃう。それですぐにアコギ曲の"I Think I Should"に流れ込むあたりも(トラックが変わると曲調がガラッと変わるものが多いですが)いつまでも新鮮な聴感をキープしてくれて面白い。


さて、12月。今年もあとわずかです。
一年間を振り返る作業に入りますが、今年はやはり特別ですね・・・。


posted by なりたま at 00:00| music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月25日

主演男優賞&助演男優賞でオスカー獲っちゃう!?映画「シカゴ7裁判」

もう11月も下旬になります。このくらいになると、そろそろ騒がれるのが来年の大きな映画祭に向けての賞レースです。「アカデミー賞大本命!」と言われるものが何個が出てくるとぶっちゃけ「大げさだなぁ。そうかもしれないけど。」とか私は思っちゃうんですけど、この作品はまさに来年のアカデミー賞大本命作品となります。映画「シカゴ7裁判」。ベトナム戦争の反対運動をきっかけに、抗議デモを企てたとされ逮捕・起訴された7人の男「シカゴ・セブン」の衝撃の裁判を描いた実話に基づく物語です。





監督・脚本をつとめるのは「ソーシャル・ネットワーク」でアカデミー賞脚色賞を受賞しました、「マネーボール」や「スティーブ・ジョブズ」など数々の実話に基づく作品を独自の目線で手がけてきたアーロン・ソーキンです。感動的なストーリーにするのがお得意な方ともいわれています。

そして、出演する俳優が豪華なんです。
「ファンタスティック・ビースト」シリーズの主人公で知られ、「博士と彼女のセオリー」でアカデミー賞主演男優賞を受賞したエディ・レッドメイン。
「(500)日のサマー」「ダークナイト ライジング」のジョゼフ・ゴードン=レヴィット。
「レ・ミゼラブル」のサシャ・バロン・コーエン。
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」でアカデミー賞主演男優賞ノミネートのマイケル・キートン。
「ブリッジ・オブ・スパイ」でアカデミー賞助演男優賞を受賞したマーク・ライランスなどなど、他にも実力派ぞろいで演技のぶつかり合いは本当に見応えがありました。


シカゴ7裁判.jpg


ときは1968年、シカゴでの民主党大会。「(当時の)ニクソン大統領を倒してほしい」「ベトナム戦争に反対!」と、市民や活動家たちが集まってデモをしていました。当初は平和的に行われるはずだったデモでしたが、徐々に激化していき、警官と衝突してしまいます。デモの首謀者とされた7人の男たちが「暴動を煽った罪」で起訴され、彼らの裁判の行方をアメリカ全土が注目するのですが・・・というお話。

この男たちですが、立場は様々で、エディ・レッドメイン演じる学生が「民主社会学生同盟」のリーダーで、とにかく真面目な感じ。それに対して「青年国際党」っていって公園を使って音楽(ロック)を鳴らして平和を訴えよ〜みたいな2人組もいるんですよ。そこが本当に馬が合わなくて、裁判の流れとともに、そのデモで何が起こったかっていうのも紐解かれていくんですが、デモに参加した人たちのそれぞれの思いや行動っていうのも非常に興味深いです。
さらに、黒人の男がひとりいて、彼は「ブラックパンサー党」のリーダーで、これもあからさまに人種差別なんですけど彼には代理人があてがわれないために発言をさせてもらえないんですね。裁判長がもうわかりやすく検察寄りの人でひどいこともするんですよ〜。ま、この作品は事実に基づいているとはいえ、史実からかけ離れているという点もいくつかあるので、全体としてこういうことがあったっていうストーリーとして見ていただければと思います。

ラストシーンが素晴らしいです。
今年はブラック・ライヴズ・マターがありました。人種問題があって、警察官による発砲があったり、デモをすれば血が流れるっていう場面も目にすることになり、この映画の時代がまるで今と重なってるなぁと感じざるを得ないところも、今年を代表する一作品なのかなと思います。





主題歌はセレステ。ぴったりでしたね・・・。
映画「シカゴ7裁判」センチュリーシネマにて公開中。Netflixにて配信中です。


posted by なりたま at 19:17| movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする