2021年12月17日

ロンドンの60年代はこんな感じでは体験したくない!? 映画「ラストナイト・イン・ソーホー」

番組ではザ・ビートルズとかローリング・ストーンズの曲をよくかけているので、1960年代のイギリスのロックサウンドに割と耳が慣れていらっしゃるジッピーがきっと多いと思うのですが、まさにその当時のロンドンのカルチャー好きにはたまらない作品です。
しかし、この映画、ただのカルチャー映画ではありません。現代と過去、異なる時代の2人の女性の夢と恐怖がシンクロする、タイムリープ・サイコ・ホラー「ラストナイト・イン・ソーホー」が現在公開中です。





ファッション・デザイナーを夢見るエロイーズは、田舎から上京してロンドンに移住してきました。しかし、60年代のスタイルが好きな彼女は今時の女子たちである同級生たちとの寮生活に全く馴染めません。逃げ出すように、ソーホー地区で一人暮らしを始めることにします。
ところが、この新居のアパートで不思議なことが起こるんです。ベッドで眠りにつくと60年代のソーホーにいることに気づきます(タイムリープ、つまり時間を飛び越えちゃったんですね)。

そこには、歌手を夢見る魅惑的なサンディがいて、なんと自分の体や感覚とシンクロしています。その体験が自分の創作活動にも影響を与えて充実するようになり、エロイーズはタイムリープを繰り返していきます。ところが、ある日、夢の中でサンディが殺されているところを見た彼女は、恐怖に怯え、精神を蝕まれてしまいます。そんな中、サンディを殺した殺人鬼が現代にも生きていることを知り、エロイーズはたった一人で真相を突き詰めようとするのですが・・・というお話。

ソーホーっていうのは、街(地区)の名前ですね。特にこの時代は、映画とかファッション、音楽などが流行して、「スウィンギン・ロンドン」っていう言葉を聞いたことある方も多いと思いますが、日本だとモデルのツィッギーの登場でミニスカートが大流行したことも有名ですよね。

で、映画は、謎解きも入るので最後まで楽しめるんですが、ま、あとは音楽がウォーカー・ブラザーズだったり、ザ・キンクスとか60年代のイギリス音楽がずっと流れてて、気は紛れるんですが・・・ホラーじゃないですか。もう、なんだか知らないけど、私、気づいたら、喉からっからになってました。笑





監督は、「ベイビードライバー」が大ヒットして大きな評価も得たエドガー・ライト監督。
で、女優さんが今見るべき2人ですね。
エロイーズ役が映画「ジョジョ・ラビット」にユダヤ人少女の役で出てたトーマシン・マッケンジー、そしてサンディ役が Netflixのドラマ「クイーンズ・ギャンビッド」でチェスの天才少女の役を演じたアニャ・テイラー=ジョイ。鏡に映るシーンは実際に同時に演技をしていたそうです。

さらに、知っておくと楽しめるのが、エロイーズが住むアパートのオーナーさん、この女性は1階に住んでいるんですけど、その役をダイアナ・リグっていう大女優さんが演じています。
この方、1969年に「女王陛下の007」のボンドガールを演じてた方で、その前はテレビドラマ「おしゃれ探偵」の主役でスウィンギン・ロンドンを象徴するファッション・アイコンのひとりだった女優さんなんですね。彼女が存在としては大きい。

もうひとつは、さっき鏡に映るシーンの話をしましたが、エロイーズとサンディのそばにクローク係の男性がいるシーンがあるんですよ。で、同時に撮影してるってことは、その男性も2人いないといけないじゃないですか。それを何と、ハリーポッター・シリーズの双子のフェルプス兄弟が演じているので、ほんのちょこっとのシーンなんですが、ハリポタファンは見逃さないでくださいね〜。

映画「ラストナイト・イン・ソーホー」、現在全国の映画館で公開中です。





映画ではサンディが歌っているんですが、こちらはオリジナルバージョンで。


ラストナイトインソーホー.jpg


posted by なりたま at 13:27| movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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