2023年08月02日

映画「ウムイ 芸能の村」で想う沖縄と我が故郷。

ウムイとは、沖縄の方言で「想い」のことだそうです。
「想い」という言葉に方言があるって素敵ですよね。

場所は、沖縄県宜野座村。
沖縄本島の那覇より北の東海岸で、コバルトブルーの海と亜熱帯の緑を両方楽しめ、鍾乳洞もある自然の宝庫。
そして、そこには「芸能」があるというんですね・・・。





大人も子供もしっかりと信念を持って芸能活動をしている様子が予告編からも伝わってきます。
道路を歩く獅子が目を引きますが、この獅子は悪霊を払って人々を守っているんだそうです。

伝統芸能を守ろうとする人々を追ったドキュメンタリー映画。
三線を演奏するおじいちゃん。
会社で勤務しながら夜は踊りの稽古をする女性。
笛や琴を習う女の子たち。
海に網を張る舞をする女性。

それぞれの人たちが想いを語ります。
後継者不足からなんとか子供たちに関心を持ってもらいたい、と奮闘する姿も。

船で踊りの稽古に通う男の子の純粋さにも惹かれましたね。
4歳の時に伝統芸能と出会ったそうで、将来の夢も語ってくれます。
そういえば、私のおばあちゃんは舞踊の先生だったんですけど、ちっちゃい頃に一緒に踊った記憶があります。
踊りたかったから、というよりは無意識に踊っていたような気がしますが、宜野座村で生まれ育つと自然とそうなるのかもしれませんね。

後半には、ヌンチャクを母から教わる女性も登場します。
戦争を経験したお母さんのお話や想い出話などもぜひ聞いてください。





監督は、沖縄を拠点に活動しているスペイン系スイス人のダニエル・ロペスさん。
沖縄芸能を大切にしたい気持ちが伝わってくるし、同時にどこで生まれ育った人にも故郷を思い出させるような温かい作品になっています。
最初に出てくる卵焼きがめっちゃ美味しそうです。笑

私は故郷の虫送りという伝統行事を思い出しました。
五穀豊穣を願う夏のお祭りですが、今もやってるのかな・・・。


映画「ウムイ 芸能の村」、現在都内で公開中。今月は関西でも公開となります。
エンドロールで流れるピアノも素敵です。


posted by なりたま at 22:53| movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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